関越道と東名高速を結ぶ東京外郭環状道路(外環道)でトンネル掘削工事が始まり、 19日に東京都世田谷区でシールドマシン(掘削機)の 発進式があった。 工事区間の 約16・ 2キロは全てトンネル。 今後4台の 掘削機…
関越道と東名高速を結ぶ東京外郭環状道路(外環道)でトンネル掘削工事が始まり、19日に東京都世田谷区でシールドマシン(掘削機)の発進式があった。工事区間の約16・2キロは全てトンネル。今後4台の掘削機が投入され、2020年の東京五輪・パラリンピックも視野に早期の完成を目指す。
約170人が参加した式典で、東京都の小池百合子知事や石井啓一国土交通相らがシールドマシン発進スイッチを押すと、地下70メートルに組み立てた国内最大の掘削機(直径16・2メートル)が回転する様子がモニターに映し映し出され、拍手が湧いた。
地下の現場を見学した小池知事は「現場はとてもスリリングというか、エキサイティングです」と記者団に話した。
掘削機は回転しながら先端のカッターで土砂を削り1カ月に500メートルのペースで水平に進み、同時に壁材を貼り付けトンネルを造る。外環道は都心から15キロ圏を結ぶ環状道路で、関越―東名高速区間の総工費は約1兆6千億円。(峯俊一平)
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