消火作業が続いている埼玉県三芳町の オフィス用品通販大手「アスクル」 物流倉庫の 火災で19日未明、 大きな爆発音が2回鳴り響いた。 現場で消火作業に当たっていた消防隊員約40人が一時避難し、 危険が及ぶ可能性があった倉庫西側の 【社会】
消火作業が続いている埼玉県三芳町のオフィス用品通販大手「アスクル」物流倉庫の火災で19日未明、大きな爆発音が2回鳴り響いた。 現場で消火作業に当たっていた消防隊員約40人が一時避難し、危険が及ぶ可能性があった倉庫西側の3世帯7人に対して同町が避難勧告を出して、2世帯6人が避難する事態となり、住民らからは不安の声が上がった。 入間東部地区消防組合やアスクルによると、爆発音は倉庫南東部3階で起こり、保管されていたカセットコンロ用ガスボンベや整髪料・化粧品のスプレー缶などに引火したとみられている。 住民らによると、19日午前0時過ぎから、地響きとともに大小30回以上の爆発音が聞こえ、午前3時頃まで続いていたという。 倉庫から約50メートル先に住む住宅清掃業の女性(69)は「大きな爆発音で目が覚めた。何十回も響き、眠れなかった」と振り返った。この女性は「外に出ると真っ黒な煙が上がり、はしご車が3台ぐらい来て消防隊員も慌てた様子だった。家の中にいてもエアコンから煙が入り、臭いが充満して困る。洗濯物も干せない」と語った。 避難した住民6人は、倉庫から約1・5キロ離れた町立中央公民館で夜を明かし、日中、ホテルなどに移動したという。「爆発の音が大きかった」と不安そうだったという。(岡本遼太郎、植村信介)
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