総務省が3日発表した1月の 全国消費者物価指数(CPI、 2015年=100)は、 物価変動の 大きい生鮮食品を除く総合指数が99.6となり、 前年同月比0.1%上昇した。 プラスに転じたの は2015年12月以来、 1年1カ月ぶり。 最近の 原油高を背景に、 ガソリンや灯油価格
総務省が3日発表した1月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は、物価変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が99.6となり、前年同月比0.1%上昇した。プラスに転じたのは2015年12月以来、1年1カ月ぶり。最近の原油高を背景に、ガソリンや灯油価格が大幅に上昇したことなどを反映した。 項目別では、エネルギーは0.8%下落と引き続きマイナスだったが、下落幅は前月(4.4%)から縮小した。ただ、エネルギーを構成するガソリンは11.2%、灯油は19.7%の大幅上昇で、原油安を受けたエネルギーの値下がりが一巡しつつあることを示した。生鮮食品を除く食料は0.6%上昇、電気冷蔵庫などの家庭用耐久財は1.3%下落した。(2017/03/03-10:47)
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