「われわれの 教育を阻止しようとする人がたくさんいる」 「教育勅語がどうして悪い」 。 森友学園の 籠池泰典理事長は９日、 国有地の 格安売却問題をめぐり大阪府の 立ち入り調査が行われた同府豊中市の 小学校予定地で、 記者団を前に声を張り上げた。 理事長立ち会いで現地調査＝売却国
「われわれの教育を阻止しようとする人がたくさんいる」「教育勅語がどうして悪い」。森友学園の籠池泰典理事長は９日、国有地の格安売却問題をめぐり大阪府の立ち入り調査が行われた同府豊中市の小学校予定地で、記者団を前に声を張り上げた。
理事長立ち会いで現地調査＝売却国有地の「森友小」－「冷静な話できず」・大阪府
調査開始予定の午後２時から２０分ほど遅れて現れた籠池氏。記者団にもみくちゃにされながら敷地内に入り、「日本国を存続させるために立派な人材をつくっていくのが教育であるなら、もう少し温かい目で見るべきだ」と力説した。 調査後に記者会見するとして、その場を離れたが、予定より１時間早く再び姿を見せた籠池氏は「（関係書類の）原本は持っていなかった。それだったらと（府の担当者は）帰っていった。話し合いどころの騒ぎじゃない」と不満をあらわにした。 府の私立学校審議会に、愛知県の私立中等教育学校から推薦入学枠の提供を受けることで合意したと報告した問題では、「まだ（協議は）現在進行形。入ってくるのは１年生だ。６年後の話なのだから」と釈明する一方、「（資料記載の）ミスがあったことは本当に申し訳ない」と謝罪した。 小学校建築費について３通りの契約書が存在する点に質問が及ぶと、７億５６００万円の数字が正しいとしたが、「府庁の方に中身を確認してもらわないといけない」と動揺した様子を見せた。最後は「またここで必ず答えるから」と深く頭を下げると、車で走り去った。（2017/03/09-18:29）
