学校法人「森友学園」 の 前の 理事長の 妻が園長を務める認可保育園をめぐって、 大阪市は１１日夜、 保護者向けの 説明会を開き、 ことし７月に事業停止命令…
学校法人「森友学園」の前の理事長の妻が園長を務める認可保育園をめぐって、大阪市は１１日夜、保護者向けの説明会を開き、ことし７月に事業停止命令を出す方針を伝え、今後、子どもの転園に向けた手続きを進めることを説明しました。 大阪市は１１日夜、学校法人「森友学園」の前の理事長の妻、籠池諄子氏が園長を務める大阪・淀川区の認可保育園「高等森友学園保育園」の保護者を対象に淀川区役所で説明会を開き、４１人が出席しました。 この中で大阪市は、保育園が自力で保育士を確保できなくなっていることから、７月１日に事業停止命令を出す方針であることを伝え、７月１日以降、すべての子どもを別の施設で受け入れるための枠は確保しており、今後、転園に向けた手続きを進めていくことなどを説明しました。 これに対して、保護者からは保育園の存続を求める声も出ましたが、「同じ保育園に兄弟で入所できるのか」とか、「淀川区以外の保育園に通うことになった場合、友人関係を考えてその区の小学校に入学できるのか」など、転園を前提とした質問が多く出されたということです。 大阪市は、保護者からの理解はおおむね得られたとして、来週にも転園に必要な書類を送付し、来月５日までに入所希望の申請を受け付けたいとしています。
