１９７１年の 渋谷暴動事件で指名手配された過激派「中核派」 の 活動家大坂正明容疑者（６７）とみられる男と一緒に逮捕された鈴木哲也容疑者（５２）が２０１６年１月、 大坂容疑者の 潜伏先だったとみて警視庁が家宅捜索した東京都内の アジトでも活動していたことが２３日、 捜査関
１９７１年の渋谷暴動事件で指名手配された過激派「中核派」の活動家大坂正明容疑者（６７）とみられる男と一緒に逮捕された鈴木哲也容疑者（５２）が２０１６年１月、大坂容疑者の潜伏先だったとみて警視庁が家宅捜索した東京都内のアジトでも活動していたことが２３日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警と警視庁は、鈴木容疑者が大坂容疑者の逃走支援役だった可能性もあるとみて、男の特定を進めている。
４６年前の警官殺害手配男か＝中核派捜索で逮捕－広島で確保・大阪府警
捜査関係者によると、警視庁公安部は１６年１月、中核派メンバーの有印私文書偽造・同行使容疑で、北区西が丘のマンション一室を捜索。その際に、捜査員を押し倒して捜索を妨害したなどとして、この部屋にいた男２人を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。うち１人が鈴木容疑者で、その後釈放されていた。 押収した資料などから、大坂容疑者は０７～０８年夏ごろ、このアジトに潜んでいたことが判明した。鈴木容疑者は釈放後、大坂容疑者とみられる男と合流。偽名でホテルに宿泊したとして、大阪府警が今月１８日、私文書偽造などの疑いで広島市内のアジトで逮捕した。 大坂容疑者は７１年１１月、ＪＲ渋谷駅周辺で過激派の学生らが機動隊と衝突した際、新潟県警から派遣されていた機動隊員＝当時（２１）＝に火炎瓶を投げつけるなどして殺害した疑いが持たれている。（2017/05/23-20: 57） 関連ニュース
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