１２０万人以上が訪れる岩手の 夏の 風物詩「盛岡さんさ踊り」 が１日夜、 始まった。 「サッコラ、 チョイワヤッセー（幸よ来い）」 の 掛け声と軽快な太鼓の 音に合わせて浴衣姿の 人たちが市街地を踊り歩き、 熱気をもたら…
１２０万人以上が訪れる岩手の夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」が１日夜、始まった。「サッコラ、チョイワヤッセー（幸よ来い）」の掛け声と軽快な太鼓の音に合わせて浴衣姿の人たちが市街地を踊り歩き、熱気をもたらした。 南部藩の時代、鬼の退治を喜んだ民衆が神社の石の周りを踊ったのが始まりといわれる。１９７８年からはパレードとして行事化され、４０回目となる今年は県内外から２５７団体、約３万４６００人が参加する。最終日の４日には、和太鼓演奏者数としてギネス世界記録に認定されている「世界一の太鼓大パレード」がある。 初日は盛岡が舞台のＮＨＫ連続テレビ小説「どんど晴れ」で主人公を演じた俳優の比嘉愛未さんが花車に乗って登場。「さんさは１０年ぶり。みなさんと楽しみたいです」と話した。（加茂謙吾）
