14日前場中ごろの 東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや縮小している。 前営業日比150円程度安い1万9575円まで戻す場面があった。 その 後も1万9500円台半ばで推移している。 割安感の 強まった銘柄
14日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや縮小している。前営業日比150円程度安い1万9575円まで戻す場面があった。その後も1万9500円台半ばで推移している。割安感の強まった銘柄や内需株に買いが入り、下値を支えている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅をやや縮めている。業種別TOPIXでは「鉄鋼」や「非鉄金属」の下げが目立つ半面、「石油石炭製品」が上げている。 外国為替市場で円相場が1ドル=109円台半ば近辺で推移している。朝方に比べて円高が一服している。株価指数先物に小口の買いが入り、値がさ株の一角に買いが入っていることも指数を押し上げている。ただ、北朝鮮情勢への懸念は根強い。高値では売りが出て上値を抑えている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で8067億円、売買高は6億7688万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1719と全体の85%を占めた。値上がりは257、変わらずは45だった。 ファストリ が引き続き安い。エプソンや NTT は軟調。4~6月期が営業減益となった Vテク は大幅安となっている。 ソフトバンク や ファナック は下げ幅を縮めている。 半面、 電通 が上げ幅を広げ、 ダイキン は高い。 三越伊勢丹 も一段高となっている。堅調な利益の伸びを見せた リクルート は一時5%高に迫った。 SUMCO は堅調。 東証2部株価指数は反発している。 東芝 と リミックス が上げ、 シャープ と 朝日インテク は下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕