【ワシントン=黒瀬悦成】 マティス米国防長官は8月31日、 ワシントンで記者団に対し、 治安が悪化するアフガニスタンに米軍部隊の 増派を命じる文書に署名したとことを明ら…
【ワシントン=黒瀬悦成】マティス米国防長官は8月31日、ワシントンで記者団に対し、治安が悪化するアフガニスタンに米軍部隊の増派を命じる文書に署名したとことを明らかにした。増派規模については、今月上旬に議会に説明するまで公表できないとした。 国防総省によると、アフガン駐留米軍の現在の総数は約1万1千人。米主要メディアは増派規模は約3900~4千人と伝えており、増派後の駐留規模は約1万5千人前後となる見通し。 マティス氏によると、増派兵力は「数日中」にもアフガン入りする見通し。駐留部隊は軍事顧問や火力支援などの役割を担うとしている。米紙ワシントンポストによれば、増派されるのは陸軍の精鋭である第82空挺師団を含む空挺部隊が中心になる。 F16戦闘機やA10対地攻撃機、B52戦略爆撃機による空爆支援も強化されるという。