企業の 設備投資の 先行きを示す指標とされることし７月の 主な機械メーカーの 受注額は、 鉄道の 車両や建設用機械の 注文が増えたことから、 変動が大きい船…
企業の設備投資の先行きを示す指標とされることし７月の主な機械メーカーの受注額は、鉄道の車両や建設用機械の注文が増えたことから、変動が大きい船舶と電力を除いて前の月より８％増え、４か月ぶりに増加しました。 内閣府が発表した機械受注統計によりますと、ことし７月に主な機械メーカーが国内企業から受注した額は、変動が大きい船舶と電力を除いて８５３３億円となり、前の月より８％増加しました。 これは船のエンジンに使う部品やプラスチックなどの加工に使う工作機械、それに鉄道の車両や建設用の機械などの注文が増えたためです。 受注額は４か月ぶりに前の月を上回りました。ただ、内閣府は、３か月間をならして見ると受注額にはほとんど変化が見られないとして機械メーカーの受注には「足踏みが見られる」と、これまでと同じ判断を示しています。 内閣府は「鉄道車両やコンピューターのシステム関連で今後、受注の伸びが見込まれている。今回、プラスに転じた受注の伸びは一時的なのかどうか今後の動きを見極める必要がある」と話しています。
