ベトナムを訪れている安倍総理大臣はロシアの プーチン大統領と首脳会談を行っています。 安倍総理大臣は、 朝鮮半島の 非核化に向け緊密な連携を呼びかけ…
ベトナムを訪れている安倍総理大臣はロシアのプーチン大統領と首脳会談を行っています。安倍総理大臣は、朝鮮半島の非核化に向け緊密な連携を呼びかけるとともに、北方領土での共同経済活動の早期実施に向けて意見を交わすものと見られます。 APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するためベトナム中部のダナンを訪れている安倍総理大臣は日本時間の10日午後6時すぎからロシアのプーチン大統領と首脳会談を行っています。 安倍総理大臣とプーチン大統領の首脳会談はことし9月、ロシア極東のウラジオストクで行われて以来で、今回で20回目となります。 会談で安倍総理大臣は、北朝鮮が核やミサイルの開発を続ける姿勢を堅持していることを踏まえ、朝鮮半島の非核化に向けた圧力強化などに緊密な連携を呼びかけるものと見られます。 また北方領土での共同経済活動をめぐり、9月の首脳会談で、海産物の養殖など5つの事業に優先的に取り組むことで合意し、先に、2度目の現地調査も行われたことも踏まえ、早期実施に向けて意見を交わすものと見られます。 さらに北方領土の元島民による航空機を使った墓参りが9月に実現したことに感謝の意を伝えたうえで、航空機を使った墓参の継続や往来の利便性を高めるための北方領土への入域手続きの簡素化などを要請するものと見られます。