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東証前引け 反発、半導体株への売り一服

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28日午前の 東京株式市場で日経平均株価は反発した。 午前終値は前日比37円73銭(0.17%)高の 2万2533円72銭だった。 28日の 中国・ 上海株がここまで底堅い展開で、 日本株に対しても投資家心理の 改
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。午前終値は前日比37円73銭(0.17%)高の2万2533円72銭だった。28日の中国・上海株がここまで底堅い展開で、日本株に対しても投資家心理の改善に伴い押し目買いが入った。半導体関連株に朝方膨らんだ売りが一服したのも、市場全体の買い安心感につながった。 株価ボード 為替の円高・ドル安も一服し、「為替相場に歩調を合わせるように短期筋から株価指数先物に買いが入った」(国内運用会社のトレーダー)という。チャート分析上で25日移動平均が位置する2万2300円台前半が接近すると、「短期的な下値メドに到達したと判断した短期筋の買いが優勢になった」(国内証券ストラテジスト)との指摘もあった。東証株価指数(TOPIX)とJPX日経インデックス400も上昇した。 日経平均は一時、下げ幅が100円超える場面もあった。北朝鮮によるミサイルの発射準備を日本政府が警戒していると伝わり、地政学リスクを意識した売りが先行した。これまで日本株高を主導してきた 東エレク など半導体関連銘柄は、需要がピークアウトしたとの見方が浮上したのきっかけに利益を確定する売りが先行した。 午前の取引終了時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3221億円、売買高は7億5236万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は971と、全体の約5割を占めた。値下がりは943、変わらずは116だった。 原発の再稼働の見通しがたった 関西電 が高い。証券会社の目標株価引き上げがあったダイキンが上昇した。 石川製 など防衛関連銘柄の上昇率が大きかった。一方、東エレクや SUMCO などの半導体関連が大きく下げた。子会社の製品データ改ざんを発表した 東レ が急落した。原油先物相場の下落で 国際石開帝石 も下げた。 東証2部株価指数は続落した。 東芝 や ラオックス が下げ、 アサヒ陶 と エリアクエス が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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