財務省の 佐川前理財局長の 証人喚問後、 初めての 週末となった30日、 国会議事堂周辺で決裁文書の 改ざんに対する大規模な抗議活動…
財務省の佐川前理財局長の証人喚問後、初めての週末となった30日、国会議事堂周辺で決裁文書の改ざんに対する大規模な抗議活動が行われ、参加者たちは政府に対し、誰の指示で改ざんが行われたのか明らかにするよう訴えました。 国会議事堂の周辺では30夜、SNSなどの呼びかけで集まった個人などによる大規模な抗議活動が行われました。 参加者たちは佐川氏が証人喚問で改ざんの経緯などに関する証言を拒否する一方で、政治家などの影響はなかったと断言したことについて、「ちゃんと説明しろ」などとシュプレヒコールを上げました。 そして、誰の指示で改ざんが行われたのか明らかにすることや、安倍総理大臣の妻の昭恵氏などの証人喚問を行うことなどを訴えていました。 家族4人で参加した40代の男性は「公文書を平気で改ざんし、きちんとした説明をしない政府は信頼できません。今の対応は、うそをついているようにしか思えないので、真相を明らかにしてもらいたい」と話していました。 また、40代の女性は「佐川氏の証人喚問は、この問題について、何も説明がなされず、おかしいと思いました。改ざんの過程については何も話せないのに、なぜ総理大臣と夫人が関与していないことだけはっきりと言えるのか。国民のための政治をしてもらいたい」と話していました。