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志賀草津道路が通行止め 白根山の噴火警戒レベル引き上げで

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気象庁が22日、 草津白根山の 白根山(湯釜付近)で、 火山性地震の 増加を確認したとして、 噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)へ引き上げたことに伴い、 群馬県は、 規制範囲…
気象庁が22日、草津白根山の白根山(湯釜付近)で、火山性地震の増加を確認したとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)へ引き上げたことに伴い、群馬県は、規制範囲(1キロ)に含まれる「志賀草津道路」(国道292号)の一部区間を全面通行止めにした。道路は、1月23日に本白根山が噴火した影響で、一時は開通が危ぶまれていたものの、例年通り20日に冬季閉鎖が解除されたばかりだった。
気象庁によると、21日午後7時ごろから、白根山の湯釜付近を震源とする地震が増加。22日午前11時時点で、計67回の地震を観測したという。地盤の傾きを測定する傾斜計にもわずかな変化がみられた。
噴火警戒レベルの引き上げにより、火口付近から500メートルだった規制範囲は1キロに拡大。20日に冬季閉鎖が解除された約17・9キロのうち、規制範囲に含まれる殺生河原駐車場前(草津町)-万座三差路(嬬恋村)の約8・5キロ区間は当面の間、全面通行止めとなる。
県はもともと、約8・5キロ区間について、雪に交じった灰が道路に流れ出すことを懸念し、午後6時から午前7時まで夜間通行止めと決めていた。気象庁が午前7時にレベルの引き上げを発表した直後に、県は閉鎖を決めたため、通行止め区間に観光客らが立ち入ることはなかった。
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