Start Japan Japan — in Japanese 一刻も早い帰国を 国連本部で拉致被害者家族が訴え

一刻も早い帰国を 国連本部で拉致被害者家族が訴え

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史上初の 米朝首脳会談を前にアメリカを訪れている拉致被害者の 家族が、 ニューヨークの 国連本部で開かれた北朝鮮の 人権問題を考え…
史上初の米朝首脳会談を前にアメリカを訪れている拉致被害者の家族が、ニューヨークの国連本部で開かれた北朝鮮の人権問題を考えるシンポジウムに出席し、40年間にわたって引き裂かれたままの肉親の一刻も早い帰国を訴えました。 このシンポジウムは日本政府などが開いたもので、横田めぐみさんの弟の拓也さんは、めぐみさんが大切にしていた人形を掲げながら、「このような小さな子どもが拉致されて40年が経過しています。姉を待つ両親もいつまで待てるかわからない状況です。皆さんの勇気と強い意志を北朝鮮に向けてください」と呼びかけました。 田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは、母親が拉致されたとき1歳だったことに触れ、「私には母と会話した記憶も触れた記憶もありません。大切な母親との絆を引き裂かれ今もその状態が続いています。拉致という人の命に関わる問題が核やミサイルより軽いということはあってはなりません」と訴えました。 シンポジウムには、北朝鮮から逃れてきた脱北者のチ・ソンホさんも招かれ、「核の問題も大切ですが、圧政に苦しむ北朝鮮の市民のことも忘れないでください」と話しました。 また、北朝鮮に1年以上拘束されたあと死亡したアメリカ人大学生、オットー・ワームビアさんの両親は「息子の死をむだにしてはいけません。被害者たちは自由のために立ち上がらねばなりません」と訴え、人権問題の分野でも国際社会の連携を求めました。

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