【ワシントン時事】 セッションズ米司法長官が先の 大統領選中に駐米ロシア大使と２回会談しながら、 自身の 指名承認公聴会でこの 事実を明らかにしなかった問題で、 トランプ大統領は２日、 セッションズ氏を完全に信頼していると述べ、 民主党の 辞任要求に応じない姿勢を示した。 バー
【ワシントン時事】セッションズ米司法長官が先の大統領選中に駐米ロシア大使と２回会談しながら、自身の指名承認公聴会でこの事実を明らかにしなかった問題で、トランプ大統領は２日、セッションズ氏を完全に信頼していると述べ、民主党の辞任要求に応じない姿勢を示した。バージニア州内で記者団の質問に答えた。 大統領は、選挙中の２人の接触を「全く知らなかった」としながらも、セッションズ氏を信頼しているか尋ねられると「完全に」と言明。セッションズ氏が公聴会で誠実に証言したかとの質問に対しては「恐らくそうしたと思う」と述べた。 大統領はまた、セッションズ氏がトランプ陣営関係者とロシア情報部員の接触をめぐる連邦捜査局（ＦＢＩ）などの捜査から外れるべきか問われ、「そうは思わない」と語った。 セッションズ氏をめぐっては、上院議員としてトランプ陣営の外交政策アドバイザーを務めていた昨年７月と９月、キスリャク・ロシア大使と会談していたと２日付のワシントン・ポスト紙が特報。しかし、今年１月の公聴会では「私はロシアとやりとりしていない」と語っていたため、民主党などから偽証に当たるとの声が出ている。（2017/03/03-06:43）
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