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ロシアの地下鉄で爆発 死者11人に テロ容疑で捜査

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ロシア第2の 都市、 サンクトペテルブルクで、 3日、 走行中の 地下鉄の 車内で爆発が起きて、 これまでに11人が死亡、 45人がけがをして病院で手当てを…
ロシア第2の都市、サンクトペテルブルクで、3日、走行中の地下鉄の車内で爆発が起きて、これまでに11人が死亡、45人がけがをして病院で手当てを受けています。捜査当局はテロ事件と見て、爆発物を仕掛けたあと現場から逃げた人物の割り出しを急いでいます。 ロシアのサンクトペテルブルクで中心部を走行中の地下鉄の車内で、3日午後(日本時間の3日夜)、爆発があり、ロシア政府によりますと、これまでに乗客と見られる11人が死亡、45人がけがをして病院で手当てを受けているということです。 ロシアの捜査当局は、中心部にある「センナヤ広場」駅と「工科大学」駅の間を走行中の地下鉄の車内で、何者かが仕掛けた爆発物が爆発したテロ事件と見て調べていることを明らかにしました。 また、首都モスクワとを結ぶ高速列車が発着するターミナル駅の最寄りの地下鉄駅の構内でも手製の爆発物が見つかり、爆発物の処理班が出動して撤去したということです。 ロシアのメディアによりますと、捜査当局は、地下鉄に設置された監視カメラの映像を分析するなどして、地下鉄の車内と駅にそれぞれ爆発物を仕掛けたあと逃げた人物の割り出しを急いでいるということです。 サンクトペテルブルクはプーチン大統領の出身地で、事件が起きた3日も、大統領は現地に滞在していて、隣国ベラルーシの大統領と会談しました。 プーチン大統領は会談の冒頭で、テロの犠牲者の遺族に哀悼の意を示し、捜査当局にテロ事件の解明を急ぐよう指示しました。 ロシアでは、これまでにも南部のチェチェン共和国などを拠点とするイスラム過激派によってモスクワの地下鉄や空港などを狙った自爆テロが繰り返されてきましたが、ソチオリンピック前の2013年12月に南部のボルゴグラードで発生した連続テロのあとは、大都市での爆弾テロ事件は起きていませんでした。

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