安倍晋三首相の 施政方針演説など政府４演説に対する各党代表質問が２４日午後、 衆院本会議で始まった。 立憲民主党の 枝野幸男代表は、 政府が提出する「働き方改革」 関連法案に関し、 時間外労働の 上限を月１００時間未満とするの では「過労死容認法案」 になりかねないと政府を追及。 労働基準監督署の 強化策をただす。
安倍晋三首相の施政方針演説など政府４演説に対する各党代表質問が２４日午後、衆院本会議で始まった。立憲民主党の枝野幸男代表は、政府が提出する「働き方改革」関連法案に関し、時間外労働の上限を月１００時間未満とするのでは「過労死容認法案」になりかねないと政府を追及。労働基準監督署の強化策をただす。
安倍政権が掲げる幼児教育無償化に対しては、待機児童解消が最優先だと主張。保育所整備などの政府対応は不十分だとして、保育士の賃金アップ策などを問う。
森友学園問題では、財務省理財局長として「手続きは適切だった」との答弁を繰り返した佐川宣寿国税庁長官について、事実に反する答弁をしたと指摘。その上で、国の徴税事務への信頼を回復させるために更迭するよう首相に要求。
３月１１日までに立憲が党として「原発ゼロ」法案を国会提出すると宣言し、原発継続の経済合理性について首相の認識を問う。
２４日は自民党の二階俊博幹事長、希望の党の玉木雄一郎代表も質問する。衆院代表質問は２５日まで。参院の代表質問は２５、２６日に行われる。【光田宗義】
