国土交通省は9日、 スズキ、 マツダ、 ヤマハ発動機の 3社が、 出荷前の 自動車や二輪車の 排ガスなどの 検査で不適切な計測を行っていたと発表した。 日産自動車で7月に発覚したデータ改ざんを受け、 国交省が自動車メーカーなどに調査を要請していた。 スズキでは調査対象車の 約半数で検査不正が見つかり、 鈴木俊宏社長は東京都内の 記者会見で「これだけの 台数を誤って処理した事実は大きな問題で、 厳粛に受け止める」 と陳謝した。 日産、 信頼回復振り出し=企業統治の 甘さ浮き彫り-排ガス検査不正 各社から報告を受けた国交省によると、 3社
国土交通省は9日、スズキ、マツダ、ヤマハ発動機の3社が、出荷前の自動車や二輪車の排ガスなどの検査で不適切な計測を行っていたと発表した。日産自動車で7月に発覚したデータ改ざんを受け、国交省が自動車メーカーなどに調査を要請していた。スズキでは調査対象車の約半数で検査不正が見つかり、鈴木俊宏社長は東京都内の記者会見で「これだけの台数を誤って処理した事実は大きな問題で、厳粛に受け止める」と陳謝した。
日産、信頼回復振り出し=企業統治の甘さ浮き彫り-排ガス検査不正
各社から報告を受けた国交省によると、3社は排ガスの抜き取り検査で、有害物質量の測定に失敗したにもかかわらず、やり直しをせず有効として処理。スズキは2012年6月~今年7月に、対象車1万2819台のうち約半数に当たる6401台で不適切な検査をしていた。マツダは14年11月~今年7月に72台、ヤマハ発は16年1月~今年7月に7台、同様のケースがあった。(2018/08/09-17:23)