18日東京株式市場終値 反落 182円安:18日の 東京株式市場は、 17日より、 182円96銭安い、 2万2,658円16銭で取引を終えた。 …
18日の東京株式市場は、17日より、182円96銭安い、2万2,658円16銭で取引を終えた。 18日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 18日の東京株式市場は反落した。 日経平均株価は寄りつきこそ、前日比で値上がりする場面があったものの、次第にジリジリと値下がりする展開となった。 利上げ観測が重荷になったことなどを受けて、アメリカのマーケットが軟調だったこと、注目のアメリカの為替報告書で、中国を為替操作国と認定しなかったことから、米中通商問題の激化は免れたが上海株が軟調に推移していること、さらには日銀のさくらリポートで2つの地域の景気判断を下方修正したことなどが響いているもよう。 個別に値下がり銘柄数は、全体の6割に及んでいる。 売買代金は2兆3,000億円を割り込み、市場参加者が少ないことを物語っている。 週末の19日は、GDP(国内総生産)をはじめ、中国の主要な経済指標が発表される予定。 事前にはほぼ横ばいが予想されているが、軟調な結果だとさえない週末になりそう。