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安田純平さん帰国後初会見 拘束勢力「日本政府に金要求する」

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シリアで武装組織に拘束され、 解放されたフリージャーナリストの 安田純平さんは、 帰国後初めて記者会見し、 解放に向けて尽力して…
シリアで武装組織に拘束され、解放されたフリージャーナリストの安田純平さんは、帰国後初めて記者会見し、解放に向けて尽力してくれた人などに対し、謝罪するとともに、感謝のことばを述べました。 フリージャーナリストの安田純平さんは、内戦が続くシリアで武装組織に拘束されていましたが、3年4か月ぶりに解放され、先月25日に帰国しました。 安田さんは、2日午前11時ごろから、東京 千代田区の日本記者クラブで帰国後初めて、記者会見を行っています。 冒頭、立ち上がったうえで、「今回私の解放に向けてご尽力いただいた皆さん、ご心配いただいた皆さんにおわびしますとともに、深く感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」と述べました。 そして、「私自身の行動によって日本政府が当事者にされてしまったという点について大変申し訳ないと思っています。何が起こったのか、可能なかぎり説明することが私の責任であると思っています」と述べ、拘束から解放までの経緯について、配布した資料と合わせて説明しました。 それによりますと、安田さんは、シリア北西部のイドリブ県にある反政府勢力の支配地域の生活を見るのが目的でシリアに入り、2015年6月に徒歩で入った直後に武装勢力に拘束されたということです。 そして、この年の7月下旬に日本政府に金を要求すると言われて、人質になったということです。拘束されていた組織については、最後まで組織名は基本的に言われなかったということです。 一方、安田さんは拘束されたあと、ことし10月に解放されるまでの3年余りの間、工場や民家、それに巨大な収容施設など合わせて10か所を転々と移動させられたということです。会見は今も続いてます。

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