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エリザベス女王、新年礼拝も欠席「重い風邪」

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NewsHub【ロンドン=岡部伸】英王室は1日、東部ノーフォーク州サンドリンガムの邸宅でクリスマス新年休暇中のエリザベス女王(90)が、毎年恒例の教会への新年礼拝を欠席したと発表した。1週間前のクリスマス礼拝に続く欠席で、完治しない「重い風邪」の治療を優先させるため。英王室は「女王は重い風邪から回復しつつあり、回復のために静養する」としている。 教会礼拝は夫のフィリップ殿下(95)と息子のチャールズ皇太子ら他の王室メンバーが行った。 女王の新年礼拝欠席について英王室は、「予防的措置で、重大な意味ではない」と説明。英BBC放送は、「女王の体調は回復しており、重大な病気に感染したとの兆候はない」と報じている。 女王は1988年以来、サンドリンガムにある別邸でクリスマス新年休暇を過ごすのが恒例。当初、女王とフィリップ殿下は12月21日に電車でサンドリンガム入りする予定だったが、2人とも風邪を理由に出発を1日遅らせ、22日にヘリコプターで移動した。女王は25日のクリスマス礼拝を初めて欠席、フィリップ殿下は回復して参加していた。 女王が体調をこじらせたとみられる20日、英王室は女王の公務を縮小、20の「名誉総裁」から引退し、ポストを別の王室メンバーに委譲すると発表した。

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