産経新聞 1/25(水) 1:12配信
【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は24日、ホワイトハウスでゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)ら米自動車大手3社のトップと会談した。会談の冒頭、「私が求めているのは長期的な雇用だ」と述べ、米国内での工場建設などによる雇用創出を促した。
その上でトランプ氏は減税や規制緩和などを進め、企業活動を進めやすい環境を整備すると約束した。
また米メディアによると、トランプ氏は24日、パイプライン建設を促進するための大統領令に署名する。カナダで採掘した原油を米国に運ぶ「キーストーンXL」と、先住民らによる建設反対運動が起きている「ダコタ・アクセス」が対象になるという。「キーストーンXL」はオバマ前大統領が環境保護派に配慮し、2015年11月に建設許可申請を却下していた。
23日には、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から永久に離脱すると定める大統領令に署名した。通商代表部(USTR)に対し、「TPP交渉から永久に離脱したうえで、米国の産業を活性化させ、労働者を守り、賃金を引き上げるための2国間自由貿易協定の追求に着手すること」を命じた。
最終更新:1/25(水) 1:12
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