天皇皇后両陛下は来月28日からベトナムを親善訪問されることが、20日の閣議で正式に決まりました。 宮内庁によりますと、両陛下は来月28日に政府専用機で羽田をたって、ベトナムの首都ハノイに入り、3月1日に国賓として国家主席府での歓迎式典やクアン国家主席との会見に臨んだあと、夜には国家主席主催の晩さん会に出席されて、天皇陛下がおことばを述べられます。このあと、3月3日にはベトナムの古都フエに移って、王宮を訪ねたり宮廷音楽の演奏を聴いたりして伝統文化に触れられる予定です。 両陛下は、6日間のベトナム滞在中、日本との友好関係の発展に尽くしてきた人たちなどとも懇談し、国際親善に努められることになっています。 そして両陛下は、ベトナムでの日程を終えた3月5日にタイの首都バンコクに立ち寄って、去年10月にプミポン前国王が亡くなったことへの弔意を表されることも正式に決まりました。 両陛下はプミポン前国王と長年にわたって親密な交流があり、宮内庁によりますと、今回の弔問は両陛下のお気持ちも踏まえて決められたということです。両陛下は、バンコクに1泊したあと、3月6日に帰国される予定だということです。
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