【ワシントン会川晴之】トランプ次期米大統領は2日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の準備が最終段階に入った」と述べ、米国をけん制したことについて、ツイッターで「そのようなことは起きない!」と否定する考えを示した。
また、中国が不公正な交易により「米国から多額の資金や富を奪い取っている」との持論を展開した上で、「北朝鮮の(核・ミサイル問題を解決するために)何も協力しようとしていない。素晴らしい!」と、中国を厳しく批判した。
米ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際関係大学院をはじめ米国の核専門家は、北朝鮮が核や弾道ミサイルの実験を繰り返すことで技術を向上させ、2020年には米国本土に到達する核兵器装備のICBMを開発する可能性があると分析している。またトランプ氏は、これまでも中国が北朝鮮問題解決に積極的に取り組んでいないことを批判していた。
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