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高浜原発でクレーン倒れる=燃料建屋損傷、周辺影響なし-関電

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NewsHub関西電力高浜原発2号機の燃料取り扱い建屋にもたれ掛かる大型クレーン。後方は2号機の原子炉格納容器=21日午前、福井県高浜町
20日午後9時50分ごろ、関西電力高浜原発(福井県高浜町)構内で安全対策工事に使う大型クレーンが倒れ、2号機の中央制御室などがある原子炉補助建屋と、使用済み核燃料を保管する燃料取り扱い建屋にもたれ掛かった。関電によると、両建屋で屋上のへり部分の鉄骨がそれぞれ1カ所破損したが、敷地内や周辺の放射線量に異常はなく、けが人はいない。 関電が燃料建屋を内部から確認したところ、天井からの落下物はなく、保管中の2号機の核燃料259本への影響はないという。 関西電力高浜原発で2号機の燃料取り扱い建屋にもたれ掛かる大型クレーン=21日午前、福井県高浜町
当時は暴風警報が出ており、地上81メートルの地点で秒速約14メートルの風が吹いていた。クレーンによる作業はしていなかった。関電は風の影響で倒れた可能性を含め、原因を調べる。(2017/01/21-13:41)

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