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NATO支持表明=「特別な関係」強化へ-米英首脳が初会談

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NewsHub27日、ホワイトハウスで握手するメイ英首相(左)とトランプ米大統領(EPA=時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領とメイ英首相は27日、ホワイトハウスで初めて会談し、歴史的につながりの深い米英の「特別な関係」を強化していくことを申し合わせた。トランプ氏は会談で、北大西洋条約機構(NATO)を100%支持していると表明。エリザベス英女王による年内訪英の招請も承諾した。 トランプ氏にとって就任後最初の外国首脳との会談となった。両首脳は冒頭、大統領執務室でチャーチル元英首相の胸像を挟んで記者団の写真撮影に応じた。 トランプ氏は共同記者会見で、「(米英の)特別な関係は正義と平和にとって偉大な力の一つとなってきた。深い絆を新たにする」と明言。メイ氏も、首脳会談は「特別な関係の強さと重要性を示す」と応じた。 メイ氏はまた、「われわれはNATOへの揺るぎない責務を再確認した」と明らかにした。その上で「国内総生産(GDP)の2%を国防に費やす責任を果たすよう欧州の指導者に働き掛ける努力を続けることに同意した」と強調した。 トランプ氏はこれまで欧州に安全保障上の負担を要求し、NATOを「時代遅れ」などと批判してきた。メイ氏は会談で、米国がNATOで引き続き中心的役割を果たすよう改めてくぎを刺したとみられる。 ロシアとの関係をめぐっては、メイ氏はウクライナ危機に伴う対ロシア制裁を「継続しなければならない」と断言。トランプ氏は、制裁解除について話すのは「時期尚早だ」と述べ、現状を維持する考えを示した。 トランプ氏は、オバマ前政権下で悪化した対ロシア関係の修復を期待しており「ロシアと非常に良い関係を築きたい。可能だろうし、不可能かもしれない」と従来の発言を繰り返した。トランプ氏は28日、ロシアのプーチン大統領と初の電話会談に臨む。 一方、メイ氏は米英の自由貿易協定(FTA)交渉について「どのように交渉開始に合意し、短期間に高官協議に進み、貿易協定の基盤づくりができるか協議している」と説明した。(2017/01/28-09:36)

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