スーパーラグビーの 第1節最終日は25日、 東京・ 秩父宮などであり、 日本の サンウルブズは昨季王者の ハリケーンズ(ニュージーランド)に17―83で完敗し、 開幕戦を飾れなかった。 サンウルブズは計13トライ…
スーパーラグビーの第1節最終日は25日、東京・秩父宮などであり、日本のサンウルブズは昨季王者のハリケーンズ(ニュージーランド)に17―83で完敗し、開幕戦を飾れなかった。
サンウルブズは計13トライを許し、3トライを返すのがやっとだった。南半球の強豪が集うリーグに昨季初参入したサンウルブズは1勝13敗1分けで18チーム中最下位に終わり、今季もレギュラーシーズン15試合を戦う。次節は3月4日にシンガポールでキングズ(南アフリカ)戦。
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■王者のレッスン受けたサンウルブズ
サンウルブズは最多失点こそまぬがれたが、昨季の王者に13ものトライを許した。
前半5分に食らった先制トライは強烈だった。前回ワールドカップ(W杯)のトライ王J・サベアが左タッチラインをかけあがった。FBフィルヨーン、WTB中鶴がスピードの乗ったタックルを浴びせたが、192センチ、106キロの巨体にはね飛ばされると、球をつながれ、トライされた。
昨季は対戦のなかったニュージーランドのチーム。2019年のW杯に来日するであろうオールブラックスの選手を5人も擁する集団は、タックルを受けても倒れる前に、味方を探し片手でパスを回して防御を崩していった。堀江は「身長差でパンパンつながれ、修正しようがなかった。もっと組織的に防御しないと」と反省。王者に手厳しいレッスンを受けたサンウルブズの2年目が幕を開けた。(能田英二)
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