【2月8日 時事通信社】フランスに留学中の筑波大生、黒崎愛海さん(21)行方不明事件で、チリの最高裁判事は7日、殺人容疑で国際手配されたニコラス・セペダ容疑者に対し、14日に裁判所に出頭するよう命令した。仏当局が身柄引き渡しを要請していることなどを説明するとみられる。 最高裁判事は7日、仏当局からの身柄拘束要請を改めて拒否。セペダ容疑者に出国禁止を命じるなど十分な措置を取っているとして、拘束の必要性を認めなかった。 最高裁判事は3日にも拘束要請を拒否したほか、仏当局に対し、セペダ容疑者が事件に関与したことを示す証拠が「不十分だ」と指摘。最高裁判事は、仏検察当局が6日に改めて身柄引き渡しを要請する方針を明らかにしたことを受け、セペダ容疑者に状況を説明する予定だ。 黒崎さんは昨年12月、仏東部ブザンソン付近のレストランでセペダ容疑者と食事をした後、連絡が取れなくなった。セペダ容疑者は事件後、チリに帰国。仏当局は同容疑者を国際手配するとともに、チリ政府に身柄引き渡しを要請している。(c)時事通信社
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