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ドルは113円前半、手掛かり材料難で上値追えず

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[東京 22日 ロイター] – 正午の ドル/円は、 ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、 ドル安/円高の 113.35/37円。 前日の 海外市場で米地区連銀総裁らの 発言を受けて米早期利上げ期待が蒸し返され
[東京 22日 ロイター] – 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の113.35/37円。 前日の海外市場で米地区連銀総裁らの発言を受けて米早期利上げ期待が蒸し返され、ドルが若干買われた流れを引き継いで、ドルは朝方113.73円まで上昇した。 ただ、短期筋のドル買いは早々に失速、正午にかけては、朝方買った短期筋の投げとみられる売りが流入し、113.33円まで下押しした。 市場では「米長期金利も動かないし、トランプ氏の暴言について市場は食傷気味で、無視するようになってきた。実際、何を材料視していいのか分からない」(FX会社)との声が出ていた。 黒田東彦日銀総裁は22日の衆院財務金融委員会で、先行きの消費者物価の動向について、為替市場で円安が進行しなくても、需給ギャップの改善や期待インフレ率などの高まりを通じて着実に上昇率を高めていく、と語った。市場の反応は限定的だった。 ユーロ/円は朝方の高値119.88円から119.58円まで下落。 市場では、フランスの大統領選を巡る不透明感が嫌気されているが、欧州国債金利の反応に比べ、ユーロの下落はこれまでのところ限定的なものにとどまっている。 ブレグジットや米大統領選の結果などを経て、市場は仏大統領選でもテールリスクを意識せざるを得ない状況になっているが、国民戦線のルペン党首が大統領になっても、フランスのユーロ離脱リスクは極めて限定的との見方が大勢だ。

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