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外為12時 円、続伸も上値限定 株下げ渋りと貿易統計が重荷 :日本経済新聞

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20日午前の 東京外国為替市場で円相場は続伸した。 12時時点では1ドル=113円11~14銭と前週末17時時点に比べ31銭の 円高・ ドル安だった。 欧州政治の 先行き不透明感が高まり、 リスク回避目的の 円買い
20日午前の東京外国為替市場で円相場は続伸した。12時時点では1ドル=113円11~14銭と前週末17時時点に比べ31銭の円高・ドル安だった。欧州政治の先行き不透明感が高まり、リスク回避目的の円買い・ドル売りが先行した。 9時以降は円は上値が重くなった。日経平均株価が下げ幅を縮小するのと歩調をあわせて持ち高整理の円売りが出た。財務省が朝方発表した1月の貿易統計で、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が1兆869億円の赤字と、赤字額が市場予想を上回ったのも円の重荷になったようだ。 9~12時の円の高値は1ドル=112円85銭近辺、安値は113円18銭近辺で、値幅は33銭程度だった。 円は対ユーロでも続伸した。12時時点では1ユーロ=120円01~04銭と同83銭の円高・ユーロ安だった。欧州懸念などから円買い・ユーロ売りが入った。その後は対ドルでの円の伸び悩みにつれて円売り・ユーロ買いが広がり、円の上値を抑えた。 ユーロは対ドルで反落した。12時時点では1ユーロ=1.0608~11ドルと同0.0046ドルのユーロ安・ドル高だった。フランス大統領選への不安が東京市場でも根強く、ユーロ売り・ドル買いにつながった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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