【ミュンヘン時事】 ドイツの メルケル首相は18日、 ミュンヘン安全保障会議に合わせ、 ペンス米副大統領と会談した。 メルケル氏がトランプ米政権の 要人と会うの は初めて。 同政権発足後、 米国と欧州の 盟主ドイツの 関係の 先行きが不安視されてきたが、 両者は「持続的なパートナー」
【ミュンヘン時事】ドイツのメルケル首相は18日、ミュンヘン安全保障会議に合わせ、ペンス米副大統領と会談した。メルケル氏がトランプ米政権の要人と会うのは初めて。同政権発足後、米国と欧州の盟主ドイツの関係の先行きが不安視されてきたが、両者は「持続的なパートナー」として、幅広い国際的課題に対処する上で「緊密な協力」を続けることを確認した。 両者は北大西洋条約機構(NATO)加盟国の国防支出を国内総生産(GDP)比2%以上とする目標を達成する必要性について議論。NATOを「21世紀の脅威に対応できるように変革し続けなければならない」との認識で一致した。 メルケル首相は18日の安保会議で、国防支出について独政府には予算編成上の制約があることに触れ、「それ以上はできない」と発言。米政権の「2%」の求めに速やかに応じることは難しいとの見解を示しており、米独間にはNATOの在り方をめぐる立場に開きがある。 一方、ペンス氏はウクライナ問題の仲介役を務めてきたメルケル氏に謝意を表明。両者は過激派組織「イスラム国」(IS)などテロ組織との戦いにおける「次の段階」についても話し合った。(2017/02/19-00:08)
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