国公立大学の 2次試験(前期日程)が25日、 始まった。 前期日程の 志願者数は25万8922人で、 志願倍率は前年度と同じ3・ 2倍。 就職への 不安から低調気味だった文系学部は、 景気回復を背景に志願倍率の 上昇傾向が続いている。 【社会】
国公立大学の2次試験(前期日程)が25日、始まった。 前期日程の志願者数は25万8922人で、志願倍率は前年度と同じ3・2倍。就職への不安から低調気味だった文系学部は、景気回復を背景に志願倍率の上昇傾向が続いている。 文部科学省によると、前期日程で試験を行う国公立大は163大学558学部。後期日程などを含めた2次試験全体の学部別志願倍率では、文系の「人文・社会」が5・0倍、理系の「理工」が4・4倍で、ともに前年度比0・1ポイント増。「医・歯」は5・2倍で、同0・2ポイント減となった。 文科省が2015年の通知で各国立大に人文・社会科学系学部の廃止や改組を求めたこともあって、教員養成系学部で教員免許の取得を義務づけない「ゼロ免課程」などの整理統合が進んだ。 公立大のみの中期日程の試験は3月8日以降、後期日程は同12日以降に行われる。
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