日本将棋連盟は6日、新しい会長に元名人の佐藤康光九段(47)を選出した。将棋ソフトを巡る混乱の責任をとって辞任した谷川浩司前会長(54)の後任。任期は6月まで。 連盟はこの日、東京都渋谷区の将棋会館と大阪市福島区の関西将棋会館をテレビ会議システムでつないで、臨時棋士総会を開催。辞任した谷川前会長、島朗(あきら)前常務理事(53)の後任として、佐藤九段と井上慶太九段(53)を新しい理事に選んだ。その後の理事会での互選で、佐藤九段が新会長に決まった。谷川前会長は体調不良で入院中のため、欠席した。 佐藤九段は羽生善治三冠(46)と同世代で、名人や竜王などのタイトルを獲得した実績がある。現在も名人挑戦権を争うA級順位戦に所属している。普及活動を担う棋士会の会長を1月まで務めた。
Similarity rank: 7.6
Sentiment rank: -2.3