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韓国大統領府が特別検察の捜索拒否 また資料の任意提出か

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NewsHub【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵大統領の友人、崔順実被告の国政介入事件を政府から独立して捜査している「特別検察官」(特検)は3日、大統領府の家宅捜索を試みたが、大統領府が「軍事上、職務上の機密がある保安施設」を理由に立ち入りを拒否。この日の捜索を断念した。 聯合ニュースによると、特検は大統領府に捜索令状を提示した。特検は、韓国企業が崔被告側に贈った巨額資金が朴氏への賄賂の疑いがあるとみており、令状では朴大統領を「容疑者」としているという。 特検では来週にも朴氏に直接聴取をする方針で、大統領府の捜索は聴取に向けたものだった。大統領府は「不承認事由書」を特検に出し捜索を拒否したが、任意での資料提出のかたちでは捜査に応じる構えだ。 捜索対象は、大統領警護室や医療室、秘書室長室、民政首席秘書官室などで、朴政権に批判的な芸術関係者ら9千人余りを記載した「ブラックリスト」の作成や無許可での診療、大統領府への出入りなどの疑惑がある場所だという。大統領府は昨年10月末に検察の特別捜査本部が捜索した際も立ち入りを拒否し、資料を任意提出した。

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