【ソウル時事】 韓国国防省は７日、 在韓米軍への 最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ）」 の 一部展開を開始したと発表した。 核実験や弾道ミサイル発射など、 北朝鮮による脅威に対抗し、 韓国の 防衛力を高める狙いがある。 ただ、 ＴＨＡＡＤ配備に反発す
【ソウル時事】韓国国防省は７日、在韓米軍への最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ）」の一部展開を開始したと発表した。核実験や弾道ミサイル発射など、北朝鮮による脅威に対抗し、韓国の防衛力を高める狙いがある。
ただ、ＴＨＡＡＤ配備に反発する中国、ロシアとの関係悪化は必至。北朝鮮がさらなる挑発行為に踏み出し、朝鮮半島の緊張が高まる可能性もある。
米韓は昨年７月、北朝鮮の脅威に備え、在韓米軍へのＴＨＡＡＤ配備を決定。韓国国防省は２月末、ロッテグループが所有するゴルフ場をＴＨＡＡＤ配備用地として、他の軍用地と交換する契約を締結していた。
一方、黄教安大統領代行（首相）は７日、トランプ米大統領と電話で会談し、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けた対応策を協議した。（2017/03/07-11:59）
