Home Japan Japan — in Japanese 「米国第一」改めて鮮明に トランプ氏、上下両院合同会議できょう施政方針演説 (産経新聞)

「米国第一」改めて鮮明に トランプ氏、上下両院合同会議できょう施政方針演説 (産経新聞)

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【ワシントン=小雲規生】 トランプ米大統領は28日夜(日本時間3月1日午前)、 上下 – Yahoo!ニュース(産経新聞)
産経新聞 3/1(水) 9:08配信
【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は28日夜(日本時間3月1日午前)、上下両院合同会議で初めての施政方針演説を行う。「アメリカン・スピリット(米国精神)の復活」をテーマとして、安全保障面では軍備増強を宣言した上で、「米国第一」の政策を進める考えを改めて鮮明にし、議会に協力を求めるとみられる。
演説では、国防費を大幅に増額させる方針に触れ、オバマ前政権下で進んだ国防費の歳出強制削減の流れを修正すると強調する見込み。イランや北朝鮮による核開発の脅威や、南シナ海などにおける中国の軍事力拡大を念頭に、米国として安全保障上の抑止力を維持することに意欲を示す。またテロとの戦いに向けて各同盟国と連携を強化する戦略も打ち出す。
また経済面では就任早々に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱を決めたことを実績としてアピールするとみられる。不公平な自由貿易協定が米国からの製造業での雇用流出につながっているとの立場に基づき、通商関係の見直しで経済基盤の強化につなげるとの方針を示す。
さらに個人に保険加入を義務づけるなどする医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃し、新たな制度に置き換える方針にも改めて言及し、中間層向けに重点を置いた減税の必要性も訴える予定。
一方、選挙戦で看板公約と位置づけた不法移民対策の強化については、就任後にメキシコ国境に壁の建設に向けた大統領令を出すなど具体的な動きを始めていることを指摘し、不法移民対策の意義を示す。
トランプ氏は演説会場に不法移民による犯罪の犠牲になった警察官の遺族らを招待した。また難病と闘う女性や、貧しい家庭に育ちながらも奨学金を得て高校、大学を卒業した女性も招かれ、すべての米国民が努力次第で夢を達成できる社会の実現を呼びかける姿勢をみせた。
最終更新:3/1(水) 9:08

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