２０２０年東京五輪・ パラリンピック組織委員会が４月から各競技の 運営責任者となるスポーツマネジャーの 組織委への 常勤化を進めることになり、 ３０日、 東京都内で、 対象者に職務内容や待遇などを説明した。 森喜朗会長は「大会が成功するか否かは皆さんに掛かっている」 と役割の 重要性を強調した。
２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会が４月から各競技の運営責任者となるスポーツマネジャーの組織委への常勤化を進めることになり、３０日、東京都内で、対象者に職務内容や待遇などを説明した。森喜朗会長は「大会が成功するか否かは皆さんに掛かっている」と役割の重要性を強調した。
スポーツマネジャーは競技の専門的な知識や語学力を生かして、国内外の競技団体や自治体との調整にあたる。五輪では３３競技中２５競技で既に任命されているが、４月からは他に先駆けて、陸上やフェンシングなど４競技で常勤の職員が配置される。組織委によれば、給与は年俸制で課長級相当の待遇という。
サッカーなど一部競技を除いて会場がほぼ決まり、今後は競技計画の策定など運営面での準備が本格化する。このため、組織委は国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の要請もあり、当初予定よりも１年前倒しをして、１７年度から常勤化に踏み切った。【田原和宏】
