福島第一原子力発電所の 事故から6年となる11日、 東京電力の 本社前では原発に反対する人たちが集会を開き、 東京電力に対して事故の 責任を取るよう求…
福島第一原子力発電所の事故から6年となる11日、東京電力の本社前では原発に反対する人たちが集会を開き、東京電力に対して事故の責任を取るよう求めるとともに、全国の原発の再稼働への反対を訴えました。 東京電力の本社前には、主催した団体の発表でおよそ600人が集まり、「原発はいらない」とか「ふるさとを返せ」などと書かれた横断幕やのぼりを掲げました。 集会では、福島県双葉町から避難している女性が「6年前の避難は地獄だった。原発はもう動かさないでほしい」と述べ、東京電力の柏崎刈羽原発を再稼働しないよう求めました。 そして、参加者は「電気は足りている」とか「原発はどこにもいらない」などとシュプレヒコールを上げ、全国の原発の再稼働への反対を訴えました。 福島県郡山市から都内に避難している女性は、「6年が経っても福島に子どもを連れて帰れない人が、まだまだたくさんいる。東京電力は責任ある対応をとり続けてほしい」と話していました。 また、東京都内から参加した男性は、「東京電力が、ほかの原発を再稼働させる方針だと聞き、事故について反省できていないのではと残念な気持ちになる」と話していました。
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