東京電力福島第一原発事故の 影響で、 この 春休校する福島県立浪江高校と浪江高校津島校が１日、 同県本宮市で合同卒業式を行った。 卒業証書を受け取った生徒たちはいつの 日か母校が再開することを願った。 多くの 地域…
東京電力福島第一原発事故の影響で、この春休校する福島県立浪江高校と浪江高校津島校が１日、同県本宮市で合同卒業式を行った。卒業証書を受け取った生徒たちはいつの日か母校が再開することを願った。多くの地域で住民避難が続く同県双葉郡では、両校含め計五つの県立高校が休校前最後の卒業式を迎えた。 浪江高、津島校の両校が合同の卒業式を開くのは初めて。今回は在校生がおらず、送辞も答辞もない卒業式。少しでもにぎやかな卒業式にしたいと、浪江高の佐藤京治校長が生徒やＰＴＡ、同窓会などと相談して実現した。 卒業生は浪江高１４人、津島校１２人の計２６人。両校とも浪江町にあったが、震災後、浪江高は本宮市、津島校は二本松市にプレハブの仮設校舎を設けた。 名前を呼ばれた卒業生は緊張し…
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