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福岡大大濠と滋賀学園、再試合へ 「気持ち充実してる」

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■選抜高校野球 延長15回を戦い抜いて引き分けた4校が28日、 再試合に臨む。 第1試合に登場した福岡大大濠と滋賀学園の 選手たちは、 2日前の 激戦の 疲れを感じさせないプレーを見せた。 試合は序盤、 点を取り合…
■選抜高校野球
延長15回を戦い抜いて引き分けた4校が28日、再試合に臨む。第1試合に登場した福岡大大濠と滋賀学園の選手たちは、2日前の激戦の疲れを感じさせないプレーを見せた。
試合は序盤、点を取り合う展開になった。
福岡大大濠の先発マウンドには、26日に一人で196球を投げ抜いたエース三浦銀二君(3年)があがった。前の試合の後、宿舎でストレッチを繰り返し、27日の練習では柔軟体操とキャッチボールで体を慣らした。「しっかり調整できた。ここまできたら負けたくない。全国優勝につながるよう勝ちにつながる投球をしたい」と意気込んだ。
4番の東怜央君(3年)は「1日空いたことで精神的にも肉体的にも楽になった。チーム全体が良い雰囲気だ。打点を稼いで三浦を楽にしてあげたい」。八木啓伸監督も「中軸が打点をあげる得点パターンにもっていきたい」と話した。
滋賀学園の山口達也監督は再試合を前に「選手たちの気持ちは充実している」と話した。田井改周主将(3年)によると、多少の疲れは残るがチームの士気は高いという。「甲子園で多く戦えるのがうれしい」
先発マウンドには、今大会初登板となる光本将吾君(2年)が上がった。捕手の後藤克基君(3年)は「力のある重い思いボールを投げられる投手なので、緊張でフワフワ、ガチガチにならないように声をかけていく。気分的には、前の試合のことを忘れて挑む」と話した。
1回戦で延長14回を投げ抜き、引き分けた2回戦でも八回から登板した棚原孝太君(3年)は、前の試合の後、体力回復に努めたという。「疲労が取れていい状態。登板機会があればコーナーをつくピッチングをしたい」
背番号15の内野手田中嘉津磨君(3年)は「みんな疲れているけど楽しそうな様子です。出番があったらプレッシャーを感じず、練習してきた成果をしっかり出したい」と話した。
第2試合の健大高崎(群馬)と福井工大福井も午前中に甲子園に入り午後1時半開始予定の試合に備えた。(加藤美帆、菅沢百恵)

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