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8人死亡の雪崩 責任者「雪上歩かせたい思いあった」

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栃木県那須町の スキー場付近で、 登山の 講習中の 高校生や教員8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、 講習の 責任者の 1人は29日の 会見で、 講習の 目…
栃木県那須町のスキー場付近で、登山の講習中の高校生や教員8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、講習の責任者の1人は29日の会見で、講習の目的は雪に触れてもらうことで、訓練で雪上を歩かせたいという思いがあったと述べました。警察は、訓練の実施の判断や安全管理に問題がなかったか調べています。 今月27日の朝、栃木県那須町のスキー場付近で、登山の講習を受けていた7つの高校の山岳部の生徒や教員合わせて48人が雪崩に巻き込まれ、大田原高校の生徒ら8人が死亡し、40人がけがをしました。 警察などは、30日、事故のあと初めて現場検証を行い、雪崩が起きた状況などを詳しく調べました。 今回の事故では、29日県の高校体育連盟登山専門部の会見で、講習会の責任者の1人で、大田原高校の教員、猪瀬修一委員長が、講習の目的は生徒たちに雪に触れてもらうことで、可能であれば、雪をかき分けて進むラッセル訓練で雪上を歩かせたいという思いがあったと述べました。 また、当時スキー場では、風はそれほど強くなく、30センチほど新雪が積もっていたため、ラッセルの訓練に向いている状況だったとして、猪瀬委員長は、登山経験が長い2人の引率教員と話し合って、訓練は可能だと判断したということです。 警察は、訓練を実施した判断や安全管理に問題がなかったか詳しく調べています。

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