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北朝鮮、軍事パレード開催=正恩氏出席、新型ICBM公開か:

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【平壌時事】 北朝鮮の 平壌で15日午前、 故金日成主席の 生誕105周年を祝賀する軍事パレードが行われた。 トランプ米政権が北朝鮮への 圧力を強め、 朝鮮半島情勢の 緊張が高まる中、 軍事力を誇示し、 国威発揚につなげる狙いとみられる。 軍事パレードには、 金正恩朝鮮労働党委員長
【平壌時事】北朝鮮の平壌で15日午前、故金日成主席の生誕105周年を祝賀する軍事パレードが行われた。トランプ米政権が北朝鮮への圧力を強め、朝鮮半島情勢の緊張が高まる中、軍事力を誇示し、国威発揚につなげる狙いとみられる。軍事パレードには、金正恩朝鮮労働党委員長が出席した。
聯合ニュースは韓国軍消息筋の話として、軍事パレードで新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)が公開されたと伝えた。既に開発中のICBM「KN08」や「KN14」とは異なるとされるが、詳細は不明だ。
このほか、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星」が初めて登場したほか、各種弾道ミサイルが多数公開された。ミサイルによる報復攻撃の能力を誇示し、米国の先制攻撃などに対抗する姿勢を鮮明にした形だ。
金党委員長はスーツ姿で登場し、壇上に上がって朴奉珠首相らと談笑する姿が国営テレビに映された。党のナンバー2とされる崔竜海党副委員長は演説で、「米国の全面戦争には全面戦争で、核戦争には核攻撃で対応する」と圧力を強める米国を強くけん制した。
北朝鮮では、金委員長の祖父・金主席の誕生日を「太陽節」と呼び、盛大な祝賀行事が行われる。平壌では行事に参加する多数の市民が行進などの練習をしてきた。
一方、北朝鮮当局は今年の行事開催に当たり、外国メディアの取材を認め、100人規模の記者やカメラマンの入国を許可。内外に「金正恩体制の結束」を印象付けようとしている。
生誕100周年の2012年には平壌で軍事パレードが行われ、金委員長が演説した。今年は5年ごとの節目に当たり、朝鮮半島近海への空母派遣を決めた米国との対決ムードが強まっている。(2017/04/15-13:07)

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