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北朝鮮への圧力強化へ 安倍首相と一致

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首相公邸で会談、 中国にさらなる役割求める方針を確認 安倍晋三首相は18日、 来日したペンス米副大統領と約95分間、 首相公邸で会談した。 両氏は北朝鮮の 核・ ミサイル開発を「新たな段階の 脅威」 と位置付け、 北朝鮮への 圧力を強化するとともに、 中国にさらなる役割を果たすよう求める方針を確認した。 中国の 軍事的・ 経済的台頭もにらみ、 日米両国が安全保障と経済の 両面で緊密に連携する必要性で一致。 外務・ 防衛担当閣僚協議(2プラス2)の 早期開催でも合意した。
安倍晋三首相は18日、来日したペンス米副大統領と約95分間、首相公邸で会談した。両氏は北朝鮮の核・ミサイル開発を「新たな段階の脅威」と位置付け、北朝鮮への圧力を強化するとともに、中国にさらなる役割を果たすよう求める方針を確認した。中国の軍事的・経済的台頭もにらみ、日米両国が安全保障と経済の両面で緊密に連携する必要性で一致。外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の早期開催でも合意した。
会談は日米経済対話に先立つ昼食会として行われ、世耕弘成経済産業相、ロス米商務長官も同席した。
会談で首相は、北朝鮮の核・ミサイル開発阻止へ向け「対話のための対話になっては意味がない。北朝鮮が真剣に対話に応じるよう圧力をかけていくことも重要だ」と軍事的圧力の必要性を強調。ペンス氏も「(オバマ前政権が対話も軍事圧力も選択しなかった)戦略的忍耐の時代は終わった。全ての選択肢がテーブルの上にある」と応じ、「平和は力によってのみ初めて達成される」と強硬姿勢を前面に押し出した。
ペンス氏は対北朝鮮制裁で石炭輸入停止措置を取った中国がさらなる対応を取ることに期待を表明。麻生太郎副総理兼財務相との経済対話後の共同記者会見で「(2月の日米首脳会談で)トランプ大統領が首相に言った通り、我々は100%、日本と共にある」と強調し、「中国、同盟国と連携する中で、北朝鮮が核・ミサイル開発のプログラムを放棄するまで圧力を強化していく」と述べた。
ペンス氏はこのほか、日本政府がシリア攻撃に踏み切ったトランプ氏の「決意を支持」したことに謝意を述べた。沖縄の基地負担軽減に連携して取り組むことも確認した。
ペンス氏の来日は副大統領就任後初めて。19日には、米海軍横須賀基地(神奈川県)を母港としている米原子力空母ロナルド・レーガンを視察し、在日米軍と自衛隊を激励する。【朝日弘行、遠藤修平】

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