15日午前11時20分ごろ、 松江市玉湯町湯町付近の 宍道(しんじ)湖で、 水上飛行機が離水に失敗し水面に落下した。 操縦していた近くの 無職の 男性(72)と、 同乗していた友人で会社役員の 男性(70)=鳥取県米子市=は救出され、 けがはなかった。
15日午前11時20分ごろ、松江市玉湯町湯町付近の宍道(しんじ)湖で、水上飛行機が離水に失敗し水面に落下した。操縦していた近くの無職の男性(72)と、同乗していた友人で会社役員の男性(70)=鳥取県米子市=は救出され、けがはなかった。
島根県警などによると、飛行機は水陸両用で無職男性の所有。遊覧飛行のため湖岸にある自宅格納庫から機体を出し、宍道湖から2人で鳥取空港を目指して飛び立とうとしていた。機体が約1メートル浮き上がったところで操縦不能になったらしい。現場ではやや強い10メートルの西風が吹いていたという。
目撃者は「波の上でバウンドを繰り返し、機首から水中に突っ込んだ」と話しているという。飛行機は、離着水用のフロート(浮き)部分が岸壁に流れ着いて引き揚げられたが、他の部分は沈没した。県警は飛行目的などを調べている。
現場はJR山陰線玉造温泉駅の北約1キロの湖岸に近い場所。【根岸愛実】
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