ＮＨＫは３日、 ２０１９年放送の 大河ドラマの タイトルが「いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）～」 で、 主演に歌舞伎俳優の 中村勘九郎さん（３５）と俳優の 阿部サダヲさん（４６）の ２人を起用すると発表した。 実在の 「五輪に初参加した男」 「五輪を呼んだ男」 の 人生を通し、 １９６４年の 東京五輪開催までの 知られざる歴史を描く。
ＮＨＫは３日、２０１９年放送の大河ドラマのタイトルが「いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）～」で、主演に歌舞伎俳優の中村勘九郎さん（３５）と俳優の阿部サダヲさん（４６）の２人を起用すると発表した。実在の「五輪に初参加した男」「五輪を呼んだ男」の人生を通し、１９６４年の東京五輪開催までの知られざる歴史を描く。
１２年ストックホルム五輪に出場したマラソン選手の金栗四三（かなくりしそう）を中村さんが、コーチとして日本水泳の礎を築いた田畑政治（まさじ）を阿部さんがそれぞれ演じる。金栗を前半の、田畑を後半の主役として描き、２０００年の「葵（あおい） 徳川三代」以来、１９年ぶりのリレー主演形式になるという。記者会見で中村さんは「笑顔を絶やさず走り抜けたい」、阿部さんは「大河に出演する中で、主役は大変だなとずっと思っていた。プレッシャーはすごくある」と話していた。
脚本は、連続テレビ小説「あまちゃん」などを手がけた宮藤官九郎さん。【屋代尚則】
