米グーグル傘下の 英ディープマインド社が開発した囲碁の 人工知能(AI)「アルファ碁」 と、 世界最強と評される中国の 柯潔(かけつ)九段(19)が戦う三番勝負が23日、 中国浙江省の 烏鎮(うちん)で開幕し、 初…
米グーグル傘下の英ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界最強と評される中国の柯潔(かけつ)九段(19)が戦う三番勝負が23日、中国浙江省の烏鎮(うちん)で開幕し、初戦は白番のAIが1目半勝ちした。第2局は25日の予定。 対局は27日まで、グーグルが中国政府などの協力を得て開く「囲碁の未来サミット」の目玉として打たれる。賞金は150万ドル(約1億6600万円)。チェスや将棋など1対1で戦うボードゲームの中で、囲碁は着手の選択肢が天文学的に多いことからAIにとって最難関とされる。将棋では20日、佐藤天彦名人(29)がAIとの二番勝負で連敗したばかりで、今回の対局は「人類対機械の最終決戦」ともいわれていた。 「アルファ碁」は人間の脳神経…