（２８日、 大相撲夏場所千秋楽） 取組前に大関昇進が確実となった高安は、 照ノ富士にねじ伏せられた。 突き放しから両差しになりかけたが、 左右の 腕をきめられて後退。 最後は小手投げで土俵にたたきつけられ、 「い…
（２８日、大相撲夏場所千秋楽）
取組前に大関昇進が確実となった高安は、照ノ富士にねじ伏せられた。
突き放しから両差しになりかけたが、左右の腕をきめられて後退。最後は小手投げで土俵にたたきつけられ、「いいところがなかった」。後味の悪い連敗となり、「一つの星がどれだけ大事か。一つ落とすと優勝からも遠ざかる。しっかり反省したい」と語った。
大関昇進には「まだ実感はない。入門した当時の自分に言ったら、びっくりするんじゃないか。数え切れない支えがあって今がある」。なかでも兄弟子稀勢の里の存在が大きかったという。「横綱には感謝している。さらに上を目指したい気持ちが強くなった。しっかり追いかけて、いつかは肩を並べてみたい」。次は最高位を目指して挑戦の日々が始まる。
