学校法人「森友学園」 (大阪市)が小学校建設を巡り、 建築費が異なる3通の 工事請負契約書を国などに提出した問題で、 籠池泰典前理事長(64)が国の 補助金を不正受給した疑いがあるとして、 大阪地検特捜部が工事に関わった設計事務所から任意で事情聴取したことが5日、 関係者への …
学校法人「森友学園」(大阪市)が小学校建設を巡り、建築費が異なる3通の工事請負契約書を国などに提出した問題で、籠池泰典前理事長(64)が国の補助金を不正受給した疑いがあるとして、大阪地検特捜部が工事に関わった設計事務所から任意で事情聴取したことが5日、関係者への取材で分かった。立件を視野に捜査を進める。 3通のうち最も建築費が高かったのは、学園側が国土交通省に出した契約書に記された約23億8千万円。これに基づき約5600万円の補助金を受給していた。問題発覚後の3月、全額を返還したが、特捜部は補助金適正化法違反容疑の告発状を受理している。