欠陥エアバッグの リコール(無料の 回収・ 修理)問題で経営難が続くタカタが、 民事再生法の 適用を月内にも東京地裁に申請する最終調整に入ったことが16日、 分かった。 「会社分割」 の 手法で健全な事業を新会社に移した上で、 中国企業傘下の 米自動車部品会社キー・ セーフティー・ シス…
欠陥エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題で経営難が続くタカタが、民事再生法の適用を月内にも東京地裁に申請する最終調整に入ったことが16日、分かった。「会社分割」の手法で健全な事業を新会社に移した上で、中国企業傘下の米自動車部品会社キー・セーフティー・システムズの支援を受け、自動車メーカーへの製品供給を続ける。 負債総額は1兆円を超える見込みで、製造業の経営破綻としては戦後最大となる。エアバッグ問題の処理は今後、裁判所の管理下で進められる。 米国の中核子会社TKホールディングスも、日本の民事再生法に当たる米連邦破産法11条の適用を申請する方向だ。